本田技術研究所のタイ現地法人であるホンダR&Dアジアパシフィック(HRAP)は11月9日、アジア大洋州地域における商品開発活動の強化を目的として新たに四輪テストコースの建設を決定した。
四輪テストコースは、タイ中央部プラチンブリ県に建設。投資額は17億バーツ(約59億円)で、稼働開始は2017年を予定。日本以外の地域では米国に次いで2番目、アジア大洋州地域では初のテストコースとなる。
80万平米の敷地には、さまざまな路面条件でテストできる走行路を設置。テストコースの完成後は、パワートレイン開発を除くほぼすべての車両研究活動がタイにおいて可能となる。
また、テストコースには二輪用テスト専用路も一部に設置するなどし、ホンダの二輪および汎用製品のテストにも活用していく。