『ジュリア』は今年6月にイタリアで発表。実に40年ぶりの復活を遂げ、フェラーリがチューンしたエンジンにも注目が集まるスポーツセダンだ。今回フランクフルトでモーターショーデビューを飾った。
最上級グレードの「クアドリフォリオ」に搭載される6気筒2.9リットルターボ付きガソリンエンジンは、最大出力510hp、最大トルク600Nmを発揮し、最高速度は307km/h、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスを誇る。
また、先行予約者のために、軽量化をはかりスポーティな走りを実現した高性能バージョンも用意すると発表された。カーボンセラミックブレーキとスパルコ製のウルトラライトカーボンシートを装備、サーキット走行にも適した仕様だとしている。
レイアウトを調整し、重量の大きな要素を可能な限り中央に配置することによって50:50の重量配分を実現。サスペンションは、後車軸にはマルチリンクを、前輪にはダブルウィッシュボーン型サスペンションを採用した。
カラーは、コンペティツィオーネレッド、トロフェオホワイト、ヴァルカーノブラック、ヴェスヴィオグレー、モンテカルロブルーの5色を展開する。