フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは6月30日、フランス・セベルノール工場の累計生産台数が250万台に到達した、と発表した。
セベルノール工場は、およそ10年前に稼働。現在は、主にシトロエンのLCV(軽商用車)、『ジャンピー』を組み立てている。
ここ数年、セベルノール工場の生産台数は、増加。それは、フランス郵政公社の配達車両に、ジャンピーが採用されたため。フランス郵政公社に配達車両をリースするVEHIPOSTE社に、多くのジャンピーを納入してきた。
今回、セベルノール工場の累計250万台目の車両として、ジャンピーがラインオフ。同車のキーが、VEHIPOSTE社の担当者に手渡された。
シトロエンは過去10年間、VEHIPOSTE社と協力。フランス郵政公社向けのジャンピーは、長時間運転しても疲れにくいシートなど、多くの専用装備が導入されている。