全日本空輸(ANA)は、4月のグループ輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比15.4%増の63万5553人と21カ月連続で前年を上回った。方面別ではアジアが同18.7%増の45万3251人と好調だったほか、ヨーロッパが同10.1%増の5万7815人、北米/ホノルルが同6.9%増の12万4487人だった。
利用率は71.6%だった。アジアの利用率は76.5%。
国内線は同1.5%減の274万5663人と2カ月連続で前年割れとなった。東京=札幌や東京=大阪などの幹線は順調だったが、ローカル線の一部で落ち込んだ。利用率は58.4%だった。
貨物・郵便輸送実績は国際線の貨物が同8.4%減の5万4726トン、郵便が同6.0%減の2486トンとなった。国内線の貨物が同3.1%減の3万8692トン、郵便が同1.1%減の2798トンだった。