全日本空輸(ANA)は、2014年度(2014年4月~2015年3月)のグループ輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は、ネットワークを拡充したことなどから前年度比13.6%増の719万8616人と好調だった。方面別では、アジアが同12.4%増の483万6723人、北米/ホノルルが同14.6%増の164万3058人、ヨーロッパが同19.9%増の71万8835人と全方面好調だった。
利用率は72.0%となった。ヨーロッパが69.2%だったものの、北米/ホノルルが74.7%と高水準だった。
国内線の旅客人数は横ばいの3935万9957人だった。利用率は63.6%となった。
貨物・郵便輸送実績は、国際線の貨物重量が同16.8%増の70万9447トン、郵便が同5.0%増の3万2028トンだった。
国内線の貨物重量が同0.3%増の49万8316トン、郵便が同4.0%増の3万3828トンだった。