JR北海道、前年より本数減少…春の臨時列車

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3月14日に定期運転を終了する寝台特急『北斗星』は、4月から臨時列車として運転される
  • 3月14日に定期運転を終了する寝台特急『北斗星』は、4月から臨時列車として運転される
  • JR北海道は春の臨時列車として、画像の『旭山動物園号』などを運転する

JR北海道は春の期間中(3月1日~6月30日)、計480本の臨時列車を運転する。北海道新幹線の開業準備に伴う運転本数の見直しや寝台特急『トワイライトエクスプレス』の運行終了、函館本線で運転していた『SL函館大沼号』の休止などに伴い、本数は前年同期と比べ415本減少した。

3月14日で定期運転を終了する上野~札幌間の寝台特急『北斗星』は、4月2日から臨時列車として運転。毎週水曜日と5月3~6日、6月10~12日を除く毎日運転され、日・火・金曜日が札幌発、月・木曜日が上野発となる。

トロッコ列車では、冬季から網走~知床斜里間で運転している『流氷ノロッコ号』、釧路~標茶間の『SL・DL冬の湿原号』を3月8日まで運転。春は4月25日から、大型連休期間と週末、6月14日以降の毎日、釧路~塘路間で『くしろ湿原ノロッコ号』を運転するほか、6月6日からは週末を中心に旭川~富良野、富良野~美瑛間で『富良野・美瑛ノロッコ号』を運転する。

観光客向けの列車としては、札幌~富良野間でリゾート車両を使用した特急『フラノラベンダーエクスプレス』を6月の週末を中心に運転。札幌~旭川間の特急『旭山動物園号』は3月21~29日と4月4・5日に運転する。

このほか、函館~青森・新青森間の臨時特急『白鳥』を5月2~6日と6月25~30日に運転。これまで週末を中心に運転していた札幌~東室蘭・室蘭間の臨時特急『すずらん82号』は3月7・8日に運転し、14日以降はイベント開催時など利用の集中する日の運転となる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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