2014年の世界新車販売において、トヨタ自動車が3年連続で首位に立ったことが確定した。
これは2015年1月21日、トヨタ自動車が明らかにしたもの。ダイハツと日野を含めたグループ全体の2014年の世界新車販売の結果について、「前年比3%増の1023万1000台」と公表している。
1023万1000台の内訳は、日本国内が232万台で、前年比は1%増と、プラスに転じた。海外市場は791万1000台で、前年比は3%のプラスと、引き続き好調。
トヨタと世界一を争っているのは、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループと、米国の自動車最大手のGM。両社の発表によると、2014年の世界新車販売は、フォルクスワーゲングループが前年比4.2%増の約1014万台。GMが前年比2%増の992万4880台。
この結果、トヨタが2位のフォルクスワーゲングループに約9万台の差をつけ、世界新車販売において、3年連続でナンバーワンの座を守った。なお、トヨタの世界販売が1000万台を超えたのは、2014年が初めてとなる。