日産の米国販売、3.1%減の10.3万台…14か月ぶりに減少 11月

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日産自動車の米国法人、北米日産は12月2日、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万3188台。前年同月比は3.1%減と、14か月ぶりに前年実績を下回った。

日産ブランドは9万1790台で、前年同月比は1.7%減と後退。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万2834台。前年同月比は7.2%減と、4か月ぶりのマイナスとなった。『セントラ』は1万3530台を売り上げ、前年同月比は16%増と、好調を維持。『ヴァーサ』は、9283台を販売。前年同月比は11.5%増と、引き続き好調。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、1万5067台を販売。前年同月比は43.7%増と、4か月連続で増加。小型ピックアップトラックの『フロンティア』も、5.5%増の6332台と売れている。

インフィニティブランドは、前年同月比13.3%減の1万1398台と、4か月連続で減少。好調だった『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)も、11月は4216台にとどまり、前年同月比は28.4%減と後退。SUVの『QX60』も、前年同月比2.9%減の2927台と、3か月ぶりに減少した。

日産自動車の2014年1-11月米国新車販売は、前年同期比11.5%増の126万9577台。同社は2013年、米国で前年比9.4%増の124万8420台を販売している。

《森脇稔》

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