米国の自動車最大手、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMは11月20日、中国で開幕した広州モーターショー14において、シボレー『カマロ』の「RSリミテッドエディション」を初公開した。
RSリミテッドエディションは、中国市場に2015年モデルとして投入される限定車。米国では次期カマロの発表を控えており、現行型にとって、事実上の最終モデルとなる。
限定車ならではの特別装備が、RSリミテッドエディションの売り。専用フロントグリルが採用され、通常モデルとの違いをアピール。フォグランプやテールランプ、エグゾーストも専用デザインとした。車載インフォテインメントの「シボレー・マイリンク」も標準装備。
中国仕様のエンジンは、直噴3.6リットルV型6気筒ガソリン。バルブタイミング機構を組み込み、最大出力328ps、最大トルク38.4kgmを引き出す。
シボレーは、「2014年末から、予約受注を開始。限定300台を中国で発売する」とコメントしている。