【サンパウロモーターショー14】VW のピックアップトラックにスポーティな「サーフ」

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フォルクスワーゲン サベイロ・サーフ
  • フォルクスワーゲン サベイロ・サーフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月15日、ブラジルで10月28日に開幕するサンパウロモーターショー14において、『サベイロ・サーフ』を初公開すると発表した。

同車は、フォルクスワーゲンの南米市場専用の小型ピックアップトラック、『サベイロ』をベースにしたスポーティグレード。車名のサベイロは、ブラジルの伝統的フィッシィングボートの名前に由来。南米専用の小型車、『ゴル』をベースに開発され、1984年に初代モデルが発売された。2009年夏に発表された現行型は、5世代目モデル。

外観のデザインは、2ドアボディに機能的な荷台を組み合わせたデザイン。エンジンは1.6リットル直列4気筒の「VHT」(フォルクスワーゲン・ハイ・トルク)ユニット。南米向けらしく、ガソリンとエタノールの両燃料に対応したフレックスフューエル車となるのが特徴。最大出力は、ガソリン使用時が101hp、エタノール使用時が104hpとなる。

サンパウロモーターショー14で初公開される『サベイロ・サーフ』は、サベイロをベースに、若い顧客へのアピールを強化したスポーティグレード。初代サベイロ・サーフは、2002年に発表された。

最新モデルも、歴代サベイロ・サーフと同様、専用メッシュグリルや15インチアルミホイールなどでスポーティさを表現。荷台には、サーフボードなどの長尺物を、簡単に固定できるようにした。室内には、合成レザーシートやグレーのトリムパネル、アルミペダルなどが採用されている。

《森脇稔》

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