日野自動車は26日、同社にとりマレーシア初となる組立工場をネグリ・センビラン州センダヤン工業団地内に正式オープンした。
開業式典にはモハマド・ハッサン同州首相や在マレーシア日本大使館の宮川眞喜雄 大使らが出席した。
総工費は1億7,200万リンギで、敷地面積は17万平方メートル。子会社の日野モータース・マニュファクチャリング・マレーシアが運営する。従業員数は350人で、年産能力は1万台となっている。
すでに4月に操業を開始しており、月産台数は600台に達している。
1,200万リンギをかけた第2期拡張工事もすでに始まっており、11月に完成の予定。日野モータース・セールス・マレーシアが運営するカスタマーサポートセンターが建設される。
日野自動車は2013年に過去最高の7,007台を販売。商用車における市場シェアは36%に達しており、2015年には40%達成を目指す。4トン以上のトラック部門では、2010年から4年連続でトップシェアを誇っている。