米国の代表的スポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。同車の新型が、米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは8月1日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから新型コルベットのリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、リアのサスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、新型コルベットのリア側のショックアブソーバーの溶接に不備があり、ショックアブソーバーが分解する可能性があるという。走行中、この状態に陥れば、ハンドリングが急変。事故のリスクが高まるとしている。
リコールの対象となるのは、新型コルベットの2014年モデル。2014年2月中旬から2014年3月中旬にかけて生産され、米国で販売された1939台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、リア側のショックアブソーバーを交換するリコール作業を行う予定。