2014年の中国新車販売見通し、下方修正…8.3%増の2383万台へ

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フォルクスワーゲンの中国合弁、上海フォルクスワーゲンの主力車種
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米国を上回り、5年連続で世界一の新車市場となった中国。その中国が、2014年の新車販売見通しを下方修正したことが分かった。

これは7月14日、中国汽車工業協会が明らかにしたもの。2014年の中国における新車販売見通しについて、「前年比8.3%増の2383万台」と、1月時点での予想から、下方修正している。

中国における2013年の新車販売台数は、商用車と輸出を含めて、2198万4100台。初めて2000万台を突破すると同時に、前年比は13.9%増と、3年ぶりの2桁増を達成した。

2014年1月、中国汽車工業協会は2014年の中国における新車販売見通しを発表。この時点では、「前年比10%増の2418万台」と公表していた。

今回、前年比10%増の2418万台から、8.3%増の2383万台へと下方修正された2014年の中国新車販売見通し。中国汽車工業協会はその理由を、「景気が回復する兆しが見られないため」と説明している。

《森脇稔》

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