JR東日本と総合リゾート会社の星野リゾートは6月26日、外国人観光客向けの旅行ウェブサイトを共同で開設した。JR東日本の外国人向けフリー切符「JR EAST PASS」「JR Kanto Area Pass」で星野リゾート施設や周辺の観光地を周遊する旅行の提案を行う。
訪日外国人旅行者は過去最高のペースで増加しており、日本政府観光局(JNTO)が6月18日に発表したところによると、2014年1~5月の累計は前年同期比28.4%増の約520万人に達している。その一方、JR東日本と星野リゾートは「メインの玄関口である東京に一極集中しており、他地域への訪問者数との格差が生じております」とし、共同で他地域への誘客を図ることにした。
使用言語は英語と中国語(簡体字・繁体字)、韓国語。第1弾(9月30日まで)は栃木県の日光を取り上げており、台湾の旅行ライター・陳怡利(チン・イーリー)さんをナビゲーターに起用してアジア圏への発信を強化するという。その後も第2弾として青森エリア、第3弾として信州エリアをそれぞれ取り上げる予定だ。