【防犯防災総合展in KANSAI14】日赤、国内型緊急対応ユニットを展示…震災時にも活躍

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  • dERU(防犯防災総合展in KANSAI2014)
  • dERUによる救護所の展示(防犯防災総合展in KANSAI2014)
  • dERUに搭載されている救護資器材(防犯防災総合展in KANSAI2014)
  • dERUに搭載されている救護資器材(防犯防災総合展in KANSAI2014)

日本赤十字社(日赤)は、6月12日・13日に大阪市のインテックス大阪で開催された「防犯防災総合展in KANSAI2014」でdERU(domestic Emergency Response Unit:国内型緊急対応ユニット)を展示した。

このdERUは、災害発生時に被災地で救護活動を行うための救護資器材を1台のトラックに搭載して出動できるようにまとめた車両だ。

dERUは中型トラックのシャーシに、箱体を積み下ろしするクレーンと、救護資器材を格納した箱体を搭載した構造になっている。

この箱体には、救護のための医療品や治療・診療器具や診療台が格納されており、災害時の救護に必要なものが準備されている。

展示された大阪赤十字病院のdERUは、東日本大震災時には宮城県庁前の救護所で活躍した。

災害時の派遣について、被災地からの要請を受けて出動するのか、と尋ねると、説明員は、「大きな災害の場合は、要請を待たずに、とにかく出動する。一刻を争う災害救護の現場に早く到着することが重要だ」と、説明した。

《山内 博》

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