世界最大規模の格安航空会社(LCC)・ライアンエアー(アイルランド)は6月4日、5月の運航・輸送実績を公表した。
航空旅客数は前年同月比4%増の820万人で、13年5月から30万人の増加。14年5月までの年間旅客数は8230万人となっている。ロードファクター(有償座席利用率)は同3%増の85%。ジェイコブズ・チーフマーケティングオフィサー(CMO)によると、想定を上回る伸び率とのこと。
ジェイコブズCEOは旅客数増加について「手頃な運賃設定と独自に進化させたサービスの継続的な成功によるもの」と公式ウェブサイト上で説明した。ライアンエアーは、公式サイトのリニューアル、機内持ち込み手荷物(2個目)の無料化、携帯電子機器の利用解禁などを実施している。