東海ゴム工業、商号を「住友理工株式会社」に変更

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新商号及び新標章
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東海ゴム工業は、10月1日付けで商号を「住友理工株式会社」に変更すると発表した。

東海ゴムは、1929年に工業用コンベアベルト製造会社「蒲田調帯株式会社」の商号で創業し、1937年の住友電線製造所(現・住友電気工業)による資本参加を機に「東海護謨工業」に改称、1961年に「護謨」の文字をカタカナとする現在の商号となった。

以降、住友グループの一員として事業を発展。住友電気工業から移管した製品や技術もベースとしながら、現在では自動車用防振ゴムで世界シェアトップの地位を獲得するなど、世界24か国に拠点を持つグローバル企業にまで成長した。

同社は、中期経営計画において、2020年代初頭に連結売上高を1兆円とする目標を掲げている。今回、目標実現に向けた新事業・新領域への進出を加速させる原動力とするため、信頼の厚い世界ブランドである「住友」と、高分子材料配合技術に代表される理化学・工学の技術を意味する「理工」を組み合わせた「住友理工株式会社」に商号を変更する。

なお商号変更は、6月19日開催予定の株主総会での承認を経て正式決定。商号変更に伴う株主の出資比率や事業内容の変更はない。

《纐纈敏也@DAYS》

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