【リコール】いすゞ フォワード、火災に至るおそれ

自動車 ビジネス 企業動向
改善箇所
  • 改善箇所

いすゞ自動車は3月27日、『フォワード』の制御ユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『フォワード』1車種で、1993年5月18日~2007年7月11日に製造された計1万3523台。

トラックのインパネ下側に設置されている自動クラッチ付機械式変速機制御ユニット、CNGエンジン制御ユニットまたはトレーラ情報制御ユニットにおいて、上方に設置されているヒータ内を循環する冷却液(不凍液)のメンテナンス(交換)が不適切な場合、冷却回路に錆が発生することで、ヒータコアに亀裂が発生し、冷却液が漏れて制御ユニットに滴下することがある。そのため、そのまま使用を続けると、制御ユニット内部に冷却液が浸入し、制御回路の短絡により警告灯が点灯し、制御に支障を来し、または、火災に至るおそれがある。

使用者に対し、冷却液(不凍液)の定期交換(2年毎)の必要性を周知し、全車両、制御ユニット上部に防水カバーを追加するとともに、制御ユニットを点検し、損傷している場合は新品と交換する。

不具合および事故は起きていない。販売会社からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集