国際宇宙ステーション(ISS)の若田宇宙飛行士は2月25日に予定されている米国ナノラックスの衛星放出機構を使った超小型衛星放出の準備作業を「きぼう」日本実験棟船内実験室で実施した。
若田宇宙飛行士は、「きぼう」のエアロック内側ドアを開けて、親アーム先端取付型実験プラットフォーム(MPEP)から空になった衛星放出機構を取り外し、超小型衛星を搭載した衛星放出機構をMPEPに取り付けた。
MPEPは「きぼう」のエアロックを通して船外に出され、「きぼう」ロボットアームがそれを掴んで超小型衛星の放出方向へ移動させる。
ナノラックスの衛星放出機構を使用した超小型衛星の放出は2回目。