新京成電鉄、北初富駅付近で仮線切替…2月22~23日

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高架化工事が進められている新京成線(2010年撮影)。奥に見える高架橋は新鎌ヶ谷駅付近で新京成線に並行している北総鉄道北総線。
  • 高架化工事が進められている新京成線(2010年撮影)。奥に見える高架橋は新鎌ヶ谷駅付近で新京成線に並行している北総鉄道北総線。
  • 今回の切替工事により北初富駅も暫定的に移転する。

千葉県鎌ケ谷市内の新京成線鎌ケ谷大仏~くぬぎ山間で実施されている連続立体交差事業(連立事業)について、同線を運営している新京成電鉄は2月3日、北初富駅付近で線路の切替工事を実施すると発表した。

期間は2月22日深夜から23日早朝まで。仮の線路に切り替えることとなる。

この連立事業は、新京成線の鎌ケ谷大仏~くぬぎ山間4.1kmのうち約3.3kmの区間を高架化し、10カ所の踏切を解消する千葉県の都市計画事業である。区間内にある初富・新鎌ケ谷・北初富3駅も高架化される運びだ。今回の切替工事では、北初富駅付近の北初富6号踏切付近からくぬぎ山3号踏切付近までを仮線に切り替え、北初富駅も高架駅舎が完成するまで一時的に使用する仮駅に移転する。

この工事に伴い、22日深夜と23日早朝の一部の列車が区間運休し、代行輸送を実施する。対象となる列車は22日深夜が京成津田沼発0時08分・0時21分・0時31分のくぬぎ山行き3本、23日早朝がくぬぎ山発4時35分・4時56分の京成津田沼行き2本で、いずれもくぬぎ山~鎌ヶ谷大仏間のみ運休して代行輸送を行う。切替後は北初富駅と新鎌ヶ谷駅の列車時刻が一部変更になる。

なお、悪天候などで工事が中止になった場合は、3月1日深夜~3月2日早朝に延期となる。

《草町義和》

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