ロッキード・マーチンは12月23日、同社の先進技術研究所(ATL)が、ホームステッド‐マイアミ・スピードウェイで行われた、国防高等研究計画局(DARPA)のロボット工学チャレンジのトライアルを完了したことを発表した。
ペンシルバニア大学やレンセラー工科大学研究所を含むロッキード・マーチンが指揮するチームは、災害対応のシナリオをシミュレートするデザインの施された数々の試練を通して、アトラス人間型ロボットを操縦した。
ロッキード・マーチンは、次の段階のチャレンジに進んだ8チームの中の一つとなった。2014年に行われるDARPAのロボット工学チャレンジの決勝の準備の為にチームは洗練し続け、そのロボット工学システムのコンセプトを拡大する。決勝戦の勝者は200万ドルの賞金を受け取ることとなる。
チームは、アトラスが災害救助における連続した試練を熟すようにプログラムを施した。アトラスが実施するタスクには、車両の運転や様々な危険を越えての歩行、梯子上りや瓦礫上の歩行通過、ドアの開放やセメントの壁に対するドリル、様々なバルブの締め付けや消火栓へのホースの取り付けなどが含まれる。