北米カーオブザイヤー主催団体は12月10日、「2014北米トラックオブザイヤー」の最終選考3台のリストを発表した。
北米トラックオブザイヤーは、今年で21回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中からベストな1台を選ぶ。
第一次選考時のリストには、正式発表前の新型車が含まれる。これは2014年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間2000台以上を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。
2014北米トラックオブザイヤーの最終選考3台は、以下の通り。
アキュラMDX
シボレー・シルバラード
ジープ・チェロキー
地元米国の2強、GMからは、主力フルサイズピックアップトラックの新型シボレー『シルバラード』、クライスラーグループからは、新型ジープ『チェロキー』が最終選考に進出。日本メーカーでは唯一、ホンダの高級車ブランド、アキュラの新型『MDX』が最終選考に残っている。
また2013年10月に発表された第二次選考の12台からは、トヨタ『タンドラ』、新型『エクストレイル』の兄弟車に生まれ変わった新型日産『ローグ』、スバル『フォレスター』が脱落。欧州勢では、新型BMW『X5』や新型『レンジローバースポーツ』が、最終選考に進めなかった。
なお、2014北米トラックオブザイヤーは2014年1月、デトロイトモーターショー14の会場で発表される。