ミシュランは、「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014」の出版記念パーティーを都内で開催した。
舞台には最高評価である”三ツ星”の評価を得た14件のレストランのシェフ・料理人たちが登場し、表彰を受けた。
2014年版では、星付きレストラン以外にも、イタリアンとフレンチを対象とした、コストパフォーマンスの高い(5000円以下)食事を提供する調査員おすすめの店舗を掲載する「ビブグルマン」という新たな要素が追加された。評価基準は星付きレストランと同じなため、より多くの客層に読んでもらい、リーズナブルかつ上質な料理を楽しんでもらうという狙いだ。
ビブグルマンの名の由来は同社のコーポレートキャラクター・ビバンダムの愛称である“ビブ”と仏語で食いしん坊を意味する“グルマン”の造語であり、認定店舗は星の代わりにビブグルマンマークが付与される。今回は157件のビブグルマンが掲載された。
登壇した日本ミシュランタイヤ代表取締役社長ベルナール・デルマス氏は、ビブグルマンについて、「今回、このセレクションが加わったことで、家族や友人たちとよりカジュアルな食事をお楽しみいただければと思います」と、ユーザー拡大への意気込みを語った。
また、ミシュランガイドの総責任者であるマイケル・エリス氏は「東京は、世界で最も料理界にとって重要な土地でもあります。皆様と共に、素晴らしい料理とそれに携わる人々に心から敬意を評したい」と述べた。
ミシュランガイド東京・横浜・湘南は2014は12月6日(金)発売予定で、価格は税込み2940円だ。