川崎汽船は、北陸電力との間で、2015年開始のポスト・パナマックス型石炭船による連続航海傭船契約を締結したと発表した。
契約した船を活用してオーストラリア、インドネシア、ロシアなどから北陸電力管内各発電所に発電用石炭を輸送する契約で、北陸電力と川崎汽船間における、初の連続航海傭船契約となる。
川崎汽船は、今回の契約に対し、国内電力炭輸送に特化した8万8000DWT型コロナ船の新造船を投入する予定。電力炭の輸送で長年培ってきた安全輸送の取り組みを活かして、東北電力向け発電用石炭安定調達の一翼を担っていくとしている。