神戸製鋼、中国のサスペンション用アルミ鍛造部品製造工場が一貫生産体制を構築

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神戸製鋼、中国のサスペンション用アルミ鍛造部品製造拠点で開所式を開催
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神戸製鋼所は、中国の自動車サスペンション用アルミ鍛造部品の製造・販売拠点が溶解鋳造から鍛造までの一貫生産体制を確立して開所式を実施した。

開所式には、関係者を含め合計約80人が出席した。アルミ鍛造部品製造会社は、三井物産、豊田通商と合弁で2010年9月に設立し、2012年8月に稼働開始した。溶解鋳造から鍛造までの一貫生産体制を確立し、本格生産を開始した。

式典では、主催者側を代表して高橋徹副社長が「自動車軽量化に役立つ部材供給を通じて環境保全に貢献したい」と挨拶した。

工場は、2012年8月にメカニカルプレス1台と熱処理設備1ラインで稼働を開始したが、更なる需要の拡大に対応するため、稼働開始前の2011年12月に能力増強を決定、2期目の増強では上工程である溶解鋳造設備に加え、メカニカルプレス1台と熱処理設備1ラインを追加導入することにした。

増強した設備は2013年4月に量産稼働を開始し、現在、溶解鋳造設備、メカニカルプレス2台、熱処理設備2ラインという一貫生産体制で本格生産している。

《レスポンス編集部》

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