無免許運転の発覚を恐れて逃走、原付バイクでひき逃げの少年逮捕

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10月16日午後7時ごろ、奈良県生駒市内の県道で、徒歩で道路を横断していた59歳の男性に対し、交差進行してきた原付バイクが衝突する事故が起きた。男性は意識不明の重体となったが、バイクは逃走。警察は後に出頭してきた16歳の少年を逮捕している。

奈良県警・生駒署によると、現場は生駒市東菜畑付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。59歳の男性は徒歩で道路を横断していたが、交差進行してきた原付バイクにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。原付バイクは衝突の弾みで転倒したが、運転していた若い男は路上に倒れていた男性を救護することなく、そのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始していたが、17日未明になって同市内に在住する16歳の少年が警察に出頭。容疑への関与を認めたことから、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕している。

聴取に対して少年は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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