マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは9月7日、新型『アクセラ』(海外名:新型『マツダ3』)を使った耐久テストツアーが、目的地のドイツ・フランクフルトに到着したと発表した。
この耐久テストツアーは、「マツダ・ルート3」と命名。日本からドイツまでの約1万5000kmを、各国のジャーナリストらがドライブする。車両は、最大出力120psの2.0リットル直列4気筒「SKYACTIV‐G」ガソリンエンジンに、6速MTを組み合わせた新型アクセラの5ドアハッチバックを使用。
マツダの山口県防府工場から神奈川県横浜港へ陸送された新型アクセラは、海を渡り、ロシアのウラジオストク港へ。そこから、ロシアを横断し、ベラルーシ、ポーランドなどを経由、ドイツ・フランクフルトへ向かった。2大陸の30都市を巡る耐久テストツアー。
8月3日、8台の新型アクセラはロシア・ウラジオストクを出発。それからおよそ1か月をかけて、ユーラシア大陸を横断。フランクフルトモーターショーの開幕直前の9月7日、目的地のフランクフルトの欧州マツダR&Dセンターにゴールした。
途中、ベラルーシの国境の入国審査でトラブルが起き、2台のアクセラに遅れが発生。しかし、これ以外にトラブルはなく、もちろん、車両の不具合もなし。マツダモーターヨーロッパのSascha Postner氏は、「新型アクセラは運転して楽しい車。同時に、タフで信頼性も高い」とコメントしている。