日産自動車と東風汽車の中国合弁、東風汽車有限公司(DFL)は8月14日、合弁設立から10周年の記念式典を開催した。
東風汽車有限公司は、2003年6月9日に設立。7月1日に、中国で初めて、商用車から乗用車まで手がけるフルレンジの合弁自動車メーカーとして、活動を開始した。
2003年は年間29万8000台を販売したに過ぎなかったが、2012年には、その4倍以上の136万5000台に販売を拡大。2003年から2013年の10年間では、累計852万7300台を販売している。
8月10日、東風汽車有限公司は、中国湖北省 十堰市において、合弁設立10周年の記念式典を開催。日産自動車からは、志賀俊之COOらが出席した。同COOは、「東風汽車有限公司の成長は喜ばしい限り。東風汽車と日産自動車が、お互いを尊敬し、互いから学び、協力してきたことが、何よりもうれしい」とコメント。
東風汽車有限公司は2015年までに、中国に大型投資を実施。販売ネットワークを1400から2400へ増やし、中国でのさらなる販売増を目指す計画。