独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月7日、株式会社NTTドコモが提供するドコモ海外利用アプリに、Wi-Fiアクセスポイントへの接続処理に起因する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
「ドコモ海外利用アプリ Ver2.0.0 から Ver2.0.4 まで」には、Wi-Fiアクセスポイントへの接続処理を行った際、ユーザの情報を意図せず送信する脆弱性(CVE-2013-3659)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Wi-Fiアクセスポイントへの接続処理の際、不正な行為を行う第三者によってユーザの情報が取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。