NASCARは7月19日、フェニックス・レーシングのオーナーであるジェームズ・フィンチ氏がチームの売却を済ませ、新しいオーナーが組織をコントロールすることを発表した。
「何か他の事をやる時が来ただけだよ。もし自分がもっと若ければ、もう一度同じ事をやっただろう」とフィンチ氏は語った。
彼はまだ買い手の正体を明らかにしておらず、この取引が近いうちに正式に公表されると語った。彼はこの売却はレーシングチームの資産やサウスカロライナ州スパルタンバーグのショップを含み、組織の人員は雇用を継続されるとのことである。
フィンチ氏はこの9月の週末に行われるリッチモンドまでチームを指揮し続け、新しい所有者は次の週のシカゴランドでのイベントの前に、指揮権を受諾する。
フェニックス・レーシングは1989年よりNASCARの2つのトップシリーズで競っており、フィンチ氏は現在のネーションワイドシリーズでシャーロットにおいて、ドライバーのジェフ・パーヴィスの為に最初の車を用意した。この組織はネーションワイドのツアーで13度勝利し、最近では昨年の夏、カート・ブッシュを要してデイトナで勝利した。
チームは度々スポンサーを探すのに苦労し、フィンチ氏が自身のポケットから資金を調達していた。彼はレーシングチームを売ったとは言え、レーストラックに足を運ぶと語った。
「私はどこへも行かないよ。私はこのあたりにいるだろう。レースには足を運ぶさ。資金繰りに困ったわけではないが、スポンサーシップを得るにはタフだった。私は全てを失いたくなかった。フォード・モーター・カンパニーより速く走ろうとしただけだよ」とフィンチ氏は語った。