日産自動車の欧州法人、欧州日産は6月12日、欧州向けの新型『ノート』に、セルフクリーニング機構付きリアビューカメラを設定すると発表した。
リアビューカメラは車両が後退する際、車両後方の景色をモニターに映し出すための安全装備。しかし、このカメラのレンズが汚れると、後方視界を確保する妨げとなる。
セルフクリーニング機構付きリアビューカメラは、このような問題点を解消するために開発。レンズ表面の汚れを感知すると、少量の水を噴射して汚れを落とし、圧縮空気を吹き付けて、レンズ表面を乾燥させる。
このセルフクリーニング機構付きリアビューカメラ、2012年秋に米国で発表された2013年モデルの『アルティマ』に採用された世界初のテクノロジー。
日産自動車のリチャード・ピクトン安全技術担当エンジニアは、「リアビューカメラは常に最高の性能を発揮する必要がある。だから、セルフクリーニング機構を開発した」とコメントしている。