神鉄、平日朝ラッシュ時の有馬口発上り列車を設定へ…信号設備を増設

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5月28日に発生した有馬口駅構内脱線事故の影響で新開地~有馬口~有馬温泉間の直通運転の中止と減便を実施している神戸電鉄(神鉄)は6月11日、信号設備の増設により運行区間の拡大と増便を図ると発表した。7月下旬に実施する予定。

同社によると、有馬口駅構内の三田方に入換信号機を増設し、下り列車を有馬口駅で折り返しできるようにする。これにより有馬口発の上り列車の運行が可能となり、平日朝ラッシュ時に鈴蘭台発新開地行き普通列車1本と谷上発新開地行き普通列車2本を有馬口発に変更。有馬口発新開地行普通列車1本を増発する。

新開地~有馬温泉間の直通運転は、今回の事故を受けて実施される配線変更工事の完成後に再開されるとみられる。

《草町義和》

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