小田急電鉄は6月6日、下北沢駅構内で旅客誘導訓練を実施すると発表した。同駅を含む代々木上原~梅ヶ丘間は3月に地下化されたばかり。地下区間での異常事態の発生を想定し、乗客を安全に地上へ誘導する訓練を行う。
訓練は6月14日の終電後、駅係員と運転士、車掌の各現業係員や本社スタッフら約200人が参加し、2回実施する。車両は4000形電車を使用する。
1回目は東北沢~下北沢間の下り線で列車を停止させ、乗客を列車側面から降ろして下北沢駅の地上部まで徒歩で誘導する。2回目は下北沢~世田谷代田間の下り線で列車を停止。側面と前面から乗客を降ろして誘導する。