マイナーチェンジした新型『Eクラス』は、これまで弱かった30代から40代ユーザーの開拓も目的のひとつとしてデザインされたという。
メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画2課の渡辺彬さんによると、「これまでのユーザー層はそのままに、新たなユーザー層を開拓すること。特に他社と比較し30代から40代が若干弱いことから、その年代に、より魅力的に認識してもらうことが目的にありました」と述べる。
一例として、日本でのEクラスの年齢層は、50代から60代で約7割を占めていると渡辺さん。「もちろん非常に大事なユーザーです。しかし、自分たちが苦手としているユーザーを少しでも増やしたい。理想では30代から40代の若くして高収入で、野心的な方に認めてもらえれば」と話す。
そこで、フロントグリルを一新するなどで、ダイナミックさ、スポーティさを前面に出し、ユーザー層の若返りを狙うことも目的だったと語った。