呉カルソニックカンセイ前社長、日本電産トーソク会長に就任

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日本電産トーソクは、カルソニックカンセイの前社長だった呉文精氏が会長に就任する人事を内定したと発表した。6月20日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に就任する。

同社の会長は永守重信日本電産社長が兼務してきたが、永守氏は電産トーソクの会長からは退任する。

今回の役員人事は、新たな経営体制により、収益構造の一層の強化と更なる企業価値拡大を図るためとしている。

呉氏は、カルソニックカンセイの社長を務めてきたが3月末で退任。日産自動車は、呉氏が4月1日付けで、日産の常務執行役員としてアジアマネジメントコミッティ(MC-ASIA)、関係会社オペレーションコミッティ(OC-AFL)を担当すると発表した。しかし呉氏は、日産本体への役員人事を拒否、独立系の日本電産に入った。

呉氏は日本興業銀行を経て、GEフリートサービス社長兼CEOを務めた後、2008年からカルソニックカンセイの社長に就任した。

今年4月から日本電産の特別顧問に入社、今回、自動車関連事業のある電産トーソクの会長に就任した。

《レスポンス編集部》

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