恵那山トンネル天井板撤去、対面通行で6月20日から

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恵那山トンネル天井板撤去
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6月20日から中央道恵那山トンネルの天井板撤去工事が始まる。工期は同日18時~7月10日6時を予定。トンネルを含む園原IC(長野県阿智村)~中津川IC(岐阜県中津川市)の区間が対象となる。

恵那山トンネルは笹子トンネル同様、上り線トンネルと下り線トンネルの2本がある。天井板は下り線トンネル全長8489m、ほぼ全区間に設置されている。上り線トンネルには天井板はない。

そのため工事は天井板のない上り線トンネルを対面通行にして、中央道全線の通行を維持することになった。周辺交通環境などを考慮して、上下線の両方を止める全面通行止めは実施しない。

工事は3段階に分かれる。上下別トンネルの通常運用を、上り線だけの対面通行に切り替える工事、下り線の天井板撤去工事、上り線の対面通行をもとに戻す工事だ。

まず、6月20日18時から12時間の予定で上り線を通行止めにして、対面通行の準備工事を行う。6月21日6時に上り線トンネルを対面通行に切り替える。

その後、下り線トンネルの天井板撤去工事を開始。工事は7月9日13時まで続く予定だ。この工事が終わると、下り線トンネルは通常運用される。

最後に対面通行だった通常運用のための上り線トンネルは復旧工事が行われる。、そのため上り線は7月9日13時~7月10日6時まで通行止め。復旧工事が終了すると通行止めが解除され、上下線分離の通常運用となる。

同トンネルを管理する中日本高速はこの工事で、上り線で土曜日午前中、下り線で日曜日午後に渋滞を予想。最大2km、通常より20分程度の長い通行時間が必要となると予測する。

《中島みなみ》

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