三菱自動車の益子修社長は4月25日に開いた決算会見で、駆動用電池に不具合が生じた『アウトランダーPHEV』について「不具合は何としても克服したい。日本の先進技術を世界に通用する技術に育てていくために使命感を持って取り組んでいる」と語った。
益子社長は「電動車両技術は将来の環境対応技術の中心をなすものと思っており、今回の不具合は何としても克服したい。不具合要因を解明、究明する作業を電池メーカーと共同で進めているが、その中で得られた知見を今後の安全性確保や商品開発に是非反映していきたい」と述べた。
その上で「日本の先進技術を世界に通用する技術に育てていくために、三菱自動車としては使命感を持って今回の件に取り組んでいる。何としてもこの技術を完成させたいと思っている」と強調した。