三菱電機は4月8日、神戸地区(兵庫県神戸市)構内に公共・電力・鉄道などの社会インフラシステム事業拡大に向けたエンジニアリング体制を強化するため、「技術棟」を新設すると発表した。
投資額は約40億円で、技術棟は2014年4月から稼働開始する予定。
同社の神戸地区で製作している公共・電力・鉄道などの社会インフラシステム事業は、社会・エネルギーインフラの需要増加を背景に、中長期的に拡大が見込まれている。今回、設計開発担当技術者を新たに建設する技術棟に集約して、エンジニアリング体制を強化するとともに、業務の効率化を図る。
また、技術者集約後の構内エリアに、制御機器の生産試験スペースを拡張するなど、増加するニーズに対応することで事業拡大を目指す。