【MINI ペースマン 発表】ターゲットは「自分の価値観を持っている人」

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【MINI ペースマン 発表】ターゲットは「自分の価値観を持っている人」
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  • ビー・エム・ダブリュー(ジャパン)代表取締役社長のアラン・ハリス氏と、MINIマーケティング本部長のアンドレアス・ヴェッケ氏

ビー・エム・ダブリュー(ジャパン)は、3月2日よりMINI『ペースマン』の販売を開始すると発表した。価格は312万円から。

MINIマーケティング本部長のアンドレアス・ヴェッケさんは、ダーゲットユーザーについて、「デザイン、スタイルにこだわりがあり、他の人とは違うものを持ちたい。そして、必ずクオリティの高いものを手に入れようとするユーザーです」という。そして、「そのクオリティが高いということが自分の満足度につながることを分かっている」ユーザーだとする。

しかしこれらは、これまでのMINIのターゲットユーザーとも重なって見える。ヴェッケさんは、その点については否定せず、そのうえで、「ユーザー層をある程度拡大させたいのです。例えばMINIのハッチバックはとても好きですが、ちょっとスペースが足りないと(他社へ流れた)ユーザーはこのペースマンの新しい顧客層になると思います」と述べる。

MINIマーケティング・ディビジョン プロダクト・マネジメント マネジャーの佐藤毅さんも、「MINIを選択した時点ですでにユニークな人たちですが、ペースマンは、さらにもう一歩こだわりを持った人たちがターゲットになるでしょう」と話す。

具体的には、「購買行動時にAとBとどちらを選ぶかという場合、MINIユーザーはどちらかというとAかなぁと、何となく選ぶ。ペースマンの場合は、絶対にA。なぜならばこういう理由だからと語れる。これは、自分のセンスや価値観をしっかり自分で理解をしていることから、自信を持ってAなんだと選択をすると思うのです」。つまり、MINIを選ぶ時点で日本人の相対的な面では、その時点でユニークであるが、さらに(ペースマンは)ユニークでかつ、自分のセンスに自信があり、自分を信じているという気持ちが強い方たちがターゲットなのだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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