小糸製作所が発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比40.7%増の249億7700万円と大幅増収となった。
売上高は同13.8%増の3399億7000万円と増収となった。東日本大震災の復興需要やエコカー補助金効果で自動車生産台数が大幅に増加、主力の自動車照明事業が好調だった。
収益では、国内外の増産による増収、海外新工場の稼働、原価低減活動などが寄与し、経常利益が同49.8%増の256億2200万円となった。当期純利益は、投資有価証券評価損を計上したものの、同62.5%増の122億7900万円と大幅増益だった。
通期業績見通しは、前回予想を据え置いた。