フィアットが新型『パンダ4×4』のボディに、ジープ『CJ7 4200』のシャシーを組み合わせた冬のモンスターマシンを製作したのが記憶に新しい。今度はフォルクスワーゲンが、『トゥアレグ』をベースにした雪上車を開発した。
これは、フォルクスワーゲンのスウェーデン法人が、公式Facebookページで公開したもの。雪上をダイナミックに駆け抜ける1台のトゥアレグ。その車名は、『スノーレグ』だ。
このスノーレグ、トゥアレグのターボディーゼル仕様、「V8TDI」グレードがベース。タイヤとホイールを取り外し、代わりにクローラを履かせた。
エンジンはノーマル状態だが、最大出力340ps、最大トルク81.6kgmを発生。81.6kgmもの強大なトルクのおかげで、雪上でも力強い走行性能を披露する。
もちろん、このスノーレグは市販予定のないワンオフモデル。フォルクスワーゲンのスウェーデン法人は、「スノーレグがあらゆる路面で、完璧な走破性を示すことを証明できる」と自信たっぷりにコメントしている。