川崎重工は5日、シンガポール初のLNG(液化天然ガス)ターミナル向けに「カワサキグリーンガスエンジン」2基を納入したと発表した。
今回納入した2基は、2011年12月にLNGターミナル内の発電所建設工事一式を請け負うユーロアジアティック・マシナリー社より受注したもの。2基は共に発電力7800kW、世界最高の発電効率49.0%を誇る高効率ガスエンジンで、発電された電力はLGNターミナル内で使用される。
同ガスエンジンは今後、現地での据付工事や試運転を経て、LNGを運営するシンガポールLNG社へ引き渡される予定。