ランボルギーニジャパンは11月8日にランボルギーニ名古屋を、9日にランボルギーニ大阪を正式オープン。本国からマーケティングマネージャーを招き、同社の現状を述べた。
「アウトモビリ・ランボルギーニは、世界を先駆けるクルマのラグジュアリースーパーカーの製造会社です」と話すのは、アウトモビリ・ランボルギーニ コマーシャル・ディレクターのフィンタン・ナイト氏。「自社で全ての製造を行っています。もちろん、スペシャルなV12エンジンの開発や、その製造も行っているのです」
そして、「2011年には1600台ものクルマを世界中にお届けしました。2012年にはそれ以上の製造が出来ればと思っています」。また、「日本では2001年よりランボルギーニジャパンを置いており、それ以来1000台以上のクルマをユーザーにお届けしました。ランボルギーニは45か国、120を超えるディーラーネットワークを持っており、日本は5番目に大きな市場なのです」と期待を見せる。
ランボルギーニの現在のラインナップは大きく2つ。「まずはV10の『ガヤルド』のラインナップです。ガヤルドは3つのセグメントに分かれ、ベーシックモデルとしてピュアスポーツカーに立ち返った2WDを選択したモデル。ソフィスティケイトな4輪駆動モデル。最後はスーパーレッジェーラなど、軽量ボディに究極のパフォーマンスを盛り込んだモデルです」。
そして、「もうひとつのラインナップは『アヴェンタドール』です。18か月前に発表され大きな飛躍を実現したモデルとなりました。既に36もの国際的なアワードを受賞しています」。
さらにランボルギーニはそこでとどまることはなく、「その後フランクフルトショーでは、20名のユーザーのために『セストエレメント』を発表。このモデルは999kgで最も多くのカーボンファイバーを使っているモデルです。また、北京モーターショーではSUVセグメントにおいてどのようにランボルギーニが活躍できるかを具現化したモデルを発表しました」と現状を語った。