メルセデスAMGはダブルDRSの開発を継続

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ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)
  • ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)
  • ニコ・ロズベルク(2012年 日本GP)
  • ニコ・ロズベルク(2012年 日本GP)
  • ミハエル・シューマッハ(2012年 日本GP)
  • ミハエル・シューマッハ(2012年 日本GP)
  • ミハエル・シューマッハ(2012年ヨーロッパGP)

元祖DDRSのメルセデスAMGだが、来る韓国GPの金曜日フリー走行でロータススタイルのシステム実験を行うということだ。

新タイプのDDRSは当初ベルギーGPのフリー走行でテストされ、続いてマニクールのヤング・ドライバーズ・テストでも本格的なテストが続けられた。日本GPの金曜日午前にニコ・ロズベルグが実走テストしたが、結局チームはその後の使用を見合わせた。

チーム代表のロス・ブラウンは新型DDRSの実用化は近いといった発言をしている。

「あと一歩のところだが、わずかに実用化には届かないレベルだ。割り当てられたテスト日をこれのために一日消費する気はないし、そこまでやらない限り当分は金曜日プロジェクトに留まるだろう。最初にテストした頃よりはかなりデータは集まっているよ」

5戦を残した現時点では2012年マシンの開発を継続するとブラウンは語る。来季に向けてレギュレーションに大きな変化はないため、2012年型の開発は決して無駄にはならないと彼は強調する。

「ルールは来年も大方同じだから、今年有効なことは来年も有効だと判断している。この先のシーズン終盤戦では、マシン各部の神経質な部分を潰して行こうと考えている。われわれがコアンダ方式のエキゾースト開発を続ける理由は、ひとつには冬のブレーク前に十分にその効果を理解しておきたいからだ」

《編集部》

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