「飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル」が、大阪・難波と京都・烏丸に次いで羽田空港・国内線第1旅客ターミナル内1階中央に23日オープン。その客室内などが18日に公開された。
既存店の大阪・京都と同コンセプトで、東京初進出となる『ファーストキャビン羽田ターミナル1』は、早朝・深夜にフライトを予定している人や、フライト待ち時間を有効利用したいユーザをターゲットとし、宿泊・デイユース利用者は無料となる大浴場・シャワーブース・ラウンジなどを備えている。
客室数(キャビン数)は130。うち74室ある幅2.1m×奥行き2.0m×高さ2.1mの「ファーストクラスキャビン」は、宿泊5900円。56室ある幅1.2m×奥行き2.1m×高さ2.1mの「ビジネスクラスキャビン」は、宿泊4900円。デイユースは「ファーストクラス」で2時間2000円など。全室にベッドやLAN環境、コンセント、鍵付き収納が備わる。
銭湯などと同じく、男性・女性のエリアがはっきりと別れていて、カードタイプのキーによって両エリアが区別される。
同社は「ネットカフェやカプセルホテルといった時間消費型施設と、 ビジネスホテルの間に、潜在的マーケットが存在する」とし、大阪・京都と同スペックの2クラスの客室を東京に展開。 今後、都内をはじめとした主要都市・主要空港、さらに海外へと拡大を図るという。