日本自動車工業会は、2011年度に実施した二輪車市場動向調査の結果をまとめた。調査は、新車購入ユーザーを対象にアンケートを行い、今回は5150サンプルの回答があった。
調査結果では、30代以下のユーザーが減少し50代以上のユーザーが増加。需要形態は「代替」が59%と前回調査から2ポイント上昇。「新規購入」は15%と前回調査から横ばいだった。
また、二輪車離れの主な要因は、10代・20代では、「就職・転職した」「自動車の購入」「軽自動車の購入」「旅行費」「AV機器の購入」など。30代では、「結婚した」「引っ越しをした」「不動産の購入」「二輪車の維持費」「家賃・地代」などの回答があった。
40代では、「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「生活が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「二輪車の維持費」「教育費(本人または家族)」「出先の駐車場で困った」など。50代以上では、「体力に自信がなくなった」「電動アシスト自転車の購入」「退職した・仕事をやめた」などの回答があった。