フォルクスワーゲンは23日、中東ドーハで開幕したカタールモーターショー12において、中東向けの新型『パサート』を初公開した。
中東向けのパサートは、欧州や日本仕様とは異なり、北米仕様がベース。北米仕様のパサートは米国テネシー州のチャタヌーガ工場で生産され、欧州向けのパサートよりもひと回り大きな車体を持つ。
中東向けの新型パサートは、最大出力170psを発生する2.5リットル直列5気筒ガソリンエンジンを搭載。6.5型の液晶モニターやブルートゥースハンズフリーシステムなど、ビジネス、プライベートの両ユースに対応する充実した装備を誇る。
フォルクスワーゲングループのウルリッヒ・ハッケンベルク取締役は、「新型パサートは我々の中東戦略において、重要な役割を担うモデル。ロングホイールベースが、後席乗員に高い快適性をもたらす」とアピールしている。