ジャガー・ランドローバー・ジャパンは13日、ジャガー『X-タイプ2.0 V6』など計17車種の前照灯に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2001年6月25日~08年2月12日に輸入された1万6947台。
前照灯内部反射鏡の樹脂製光軸調整支持棒の成形工程で、材料の乾燥が不十分なため、樹脂内部に水分が残留して強度が不足しており、光軸調整支持棒が折損して前照灯の光軸が下向きになり、光軸調整ができなくなるおそれがある。
全車両、前照灯アセンブリを良品と交換する。
不具合発生件数は55件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。