メルセデスベンツが、中国富裕層をターゲットに開発した『EクラスL』。その現地CMには、有名俳優のジョージ・クルーニーが起用され、話題となっている。
EクラスLは2010年4月、北京モーターショーでデビュー。メルセデスベンツ『Eクラスセダン』のボディを140mmストレッチした中国専用車である。
中国ではもともと、役人の公用車として、ミドルクラスセダンのロングホイールベース車の需要が高かった。最近では、富裕層の間でもこの傾向が強まり、アウディやボルボ、BMWが中国専用のロングホイールベース仕様車を投入している。
メルセデスベンツもこの流れに従い、中国での主力車種、Eクラスセダンに、ロングボディのEクラスLを追加。全長は5012mm、ホイールベースは3014mmと、それぞれ140mm伸ばされており、この部分は後席足元のスペースに振り向けられた。
後席のゆとり、そして運転する楽しさ……。EクラスLの魅力をジョージ・クルーニーの起用で存分にアピールしたこのCM、動画共有サイト経由で見ることができる。