バラエティに富んだ参加車 第10回伊香保クラシックラリーミーティング

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この写真だけでもバラエティに富んだ参加者がわかるだろう。
  • この写真だけでもバラエティに富んだ参加者がわかるだろう。
  • ランボルギーニ・イスレロ。カロッツェリアツーリングのデザイン。
  • イノチェンティMini 120SL。デトマソではなくこちらは標準仕様。
  • BMW M3。ドライバーはとても楽しそう。
  • VWタイプII。のんびりとこういうクルマで出場するのも楽しいだろう。
  • シボレー・ベルエアワゴン。ルーフの黄橙を点灯してスタート。
  • ロータス・エスプリS2。ジウジアーロによるデザインはいま見ても古臭くない。
  • 日産スカイラインRS。通称鉄仮面といわれたモデル。

10回目となる『伊香保クラシックラリーミーティング』が18日、榛名湖(群馬県高崎市)周辺で開催された。主催は伊香保おもちゃと人形自動車博物館。

このミーティングの参加資格は1989年までに生産された国産・外国車(同型車は後年式まで参加可)で、会場に足を運んでみると戦前のブガッティから80年代の国産車、例えばトヨタ『スターレット』などバラエティに富んだ参加車を見ることが出来る。

これがこのミーティングの大きな特徴で、「少し古い」モデルでも、気軽に参加して楽しんでほしいという主催者の思いの表れなのだ。事実、1日のみの開催であることや(通常こういったイベントは2日間かそれ以上の開催が多い)1万円というエントリーフィーの安さ、そして、ツーリングコースも50km程度ということもあり、エントリー台数は170台を超え、大盛況となった。

今回のツーリングコースは2種類用意された。これは、同一コースを170台もの参加車が走ると渋滞を発生させる可能性が高くなるので、途中からコースを分け、榛名湖周辺を時計回りと反時計回りとした。その結果、参加車同士がすれ違うという面白い現象となり、お互いに手を振りながらすれ違うほほえましい光景が多く見られた。

伊香保おもちゃと人形自動車博物館が主催する次回のイベントは、来年3月25日に開催される「スプレンドーレ東京」である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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